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定時退社日について思うこと

私の会社には「定時退社日」というものがある。

文字通り、この日は残業せずに定時で帰りましょうという日だ。

毎週水曜日、今日がその定時退社日だ。
この制度は私の入社当時からあったのだが、名ばかり制度で守っている人なんて誰もいなかった。たぶん。

でも一時期業績不振で売上が大幅に減ったとき、社をあげてこの「定時退社日」を徹底し、人件費を削減するぞという方針に変わった。

当時は幹部含め社長までもが定時退社の見回りを始め、残業をする人はその理由と、振替日を申告しなければならなくなった。

これにより、だらだらと残業することが出来なくなり、確かに一定の効果はあったように思う。
皆「今日は帰らなければならない」という意識で仕事を進めるので、普段より業務効率も上がっているはずだ。

しかし、別の面で問題が出てきた。

それは、数百人の社員が一斉に帰るので会社の敷地内で渋滞が発生し、会社の敷地から出るまでに数十分、出てからもしばらくは混雑が続くといった事態が起こるようになった。
(私の会社は車通勤の人が殆どで、会社敷地内に社員の駐車場がある)

最初は私も、律儀に定時きっかりに仕事を切り上げ、渋滞に巻き込まれながらも「定時退社日」という制度を順守していた。

しかし、数百人の人間が「会社から出るだけのために車内で数十分やり過ごす」という光景を見るたびに、これはおかしい、何かが間違っている、と思うようになった。

だってこれって、どう考えても生産的ではないし効率的でも合理的でもない。
皆が「ただ待っている」この時間でいったいどれくらいの業務をこなせるのだろうと。

そこで私がとった対策は、「フレックス制度を利用して定時より15分早く帰る」というもの。

幸い私の会社はフレックス制度を導入しており、コアタイムさえ会社にいればいつ来てもいつ帰っても「基本的には」自由なのです。

なので毎週水曜日には、自分で15分早く定時を設定し、皆が帰りだす前に帰宅するようにしてる。
会社もどうせやるなら、部署単位で週ごとに終業時間をずらすとか、それくらいの工夫をして欲しいなーと。

そもそも、「定時退社日」っていう制度自体が如何にも日本的だ。
終業時間が来たら帰る、なんて全員に与えられた権利なのに、「今日はみんなで定時に帰りましょ−ね」って言ってもらわないとそれが出来ないなんて。

本当に仕事が出来る人は、自分で優先順位をつけて仕事を終わらせ、誰に言われなくてもとっとと帰ってる。

なのに「皆同じ苦しみを味わっているんだ」という妙な一体感を持ち、そこから抜けだそうとする人を叩く。

「皆がやっているから」「皆と同じだから」という生き方では、これからの自分の人生の貴重な時間を無駄にすることになる。

ルールを定め、それを守ることは大切だけど、「そもそもそのルールは適切なのか?」と疑ってみることも大切だと思う。

私は自分の人生を出来るだけ有利に進めたいと思っている。
だからその為の、文字通り「抜け道」を必死に探している。

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