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「World War Z」と「ヒュウガ・ウイルス」にみる世界観

ブラッド・ピット主演最新作「World War Z」を観た。

ゾンビ映画だということはタブーにして宣伝されているそうだが、タイトルの「Z」がゾンビの「Z」だというくらい、おびただしい数のゾンビが登場する。

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あらすじ

映画は、人間を狂暴化させる原因不明の疫病が世界中で流行しており、感染者に噛み付かれると12秒後に発症しゾンビ化してしまうという設定だ。
ブラッド・ピット演じる元国連職員のジェリー・レインは、妻と二人の娘を車で送る途中に一連の混乱に巻き込まれ、一人の男がゾンビ化する瞬間を目撃する。
ゾンビから逃れるために街を離れ、古巣である国連事務次官の手配したヘリで米海軍艦隊の艦へ避難する。
そこでジェリーは、家族の安全と引換えに自身の復帰と作戦への参加を要請され、感染を止めるための方法を探しに韓国の米軍基地へ旅立つ…

「ワールド・ウォーZ」 あらすじ〜Wikipedia〜

私はこの映画を見て、特に印象に残っているシーンが二つある。

ひとつは、ゾンビから逃れるために逃げ込んだアパートの一室で、匿ってくれた家族に対してジェリーが「行動しなければ生き残れない。行動こそ命だ。」と語るシーン。

もうひとつは、イスラエルでゾンビが壁を越えて雪崩れ込んで来た時に、一緒に逃げていた米軍女性兵士が噛み付かれ、ジェリーが彼女の左手首を切り落とす。
発症するまでのカウントダウンの間、別の兵士がすぐに殺せるように彼女に銃を構えるシーンだ。

ともに、「危機感」と「最優先事項」といった概念をシンプルに描いているシーンで、とても印象に残った。

兵士たちは、とてもシンプルで、残酷な原則にしたがって行動している。

友人だろうが家族だろうが同僚だろうが、発症した瞬間に殺さなければならない。
噛み付かれた女性兵士の隣で別の兵士が銃を構えるシーンは、その原則を忠実にあらわしていた。

最近村上龍の「五分後の世界」と「ヒュウガ・ウイルス」を読んでいたので、この映画を見たときの臨場感というか、逼迫感がものすごかった。

私はブラッド・ピットが一番好きな俳優だし、基本的に見た映画に対して批判的な感想を持つことはあまりない。
賛否両論ある映画のようだが、ゾンビ映画はちょっと…と言わずに是非一度見て欲しい。

「危機感」や「生存のための優先事項」といったものを描いた映画や小説が、私は大好きなのです。

”わたしはこれから、圧倒的な危機感をエネルギーに変える作業を日常的にしてきたか、を試されることになります”

➤村上龍 「ヒュウガ・ウイルス」

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