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優しい人ではなく、優しくあろうとする人がいちばん優しい

 人とは、他人に厳しく、自分に甘い生き物である。他人のことは客観的に見ることができるが、自分のことを客観視することは難しい。

 最近よく考えること。それは、他人に対してダメなところを指摘している本人が、全く同じ行動を取っていることが少なくないということだ。

 例えば、「○○さんって人を見かけで判断するよね」と言っている人が他人を見かけで判断していたり、「あの人は相手によって仕事のやり方を変えるから」と言う人が相手を選んで仕事をしていたり。「○○さんって、上に媚びへつらい下には威張り散らすよね」と愚痴っている人が自分より力の弱い人に高圧的な態度を取っていたり、周りに公正さを求める人がいちばん差別的だったり。

 いや、あなたもあなたが嫌う人達と同じ立ち位置にいますよ、と思うことがよくある。そしてきっと、自分自身も同じことをしているのだろうと。

 こういう光景を目にするたびに、「ああ、人って自分に対してはとことん盲目的なんだな」と思ってしまう。

 ある人の、ある行動を見て、「自分は絶対にあんなことはしないし、あんな人間にはなるまい」と強く思ったとする。でも本当に、自分はそれを守れているのだろうか? 知らず知らずのうちに、同じような行動や言葉を発しているのではないだろうか。そしてそのことで、誰かを傷つけてはいないだろうか。

 私には、胸を張って否定できる自信がない。

 そんなとき、大好きだった人の言っていた言葉を折に触れて思い出す。

 『「優しい人」ではなく「優しくあろうとする人」が、いちばん優しい』のだと。

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コメント

  1. […] 「優しい人ではなく、優しくあろうとする人が一番優しい」という記事にも書いたが、人は自分のことをなかなか客観視することができない。 中には、「自分はこれが好きなんだ」と思 […]

  2. […] 以前、「優しい人ではなく、優しくあろうとする人が一番優しい」という記事で、「自分がされて嫌なことは他人に絶対しない」という、ある種の自己決意のようなものを書いた。 […]