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元Apple 松井博さんの講演「僕らが生きる未来」に行ってきた

 昨日、元Appleのシニアマネージャーで、現在は作家、経営者の松井博さん(@Matsuhiro)さんの講演に行ってきました。Twitterでこんなことを呟かれていたので、「行きます」とリプライしたところ、本当に講演されることになり、すぐに申し込みました。

 場所は京都駅近くの「ベーコン研究所」という貸し会議室。以前、ノマド研究所の大石哲之さん(@tyk97)と、海外就職研究家の森山たつをさん(@mota2008)の講演で訪れたことのある場所でした。ちなみに松井さんと大石さんは「10年後の仕事のカタチ 10のヒント」という共著を出版されています。
 講演は30人ほどの規模で、2時間程度お話を伺えたのですが、今日はその中で特に印象に残ったことを書いておきたいと思います。

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より格差の広がる世界に

 俗にホワイトカラーと呼ばれる、頭脳仕事というのは、これから「仕事の終わり」というものがどんどん曖昧になってきます。食事をしながらスマホで動画をみたり、友人と雑談しながらSNSをチェックしたりしているように、プライベートと仕事の境目もはっきりしなくなります。そして、どこにいても仕事ができるようになるということは、裏を返せば、どこにいても仕事をしなければならなくなるということでもあります。
 松井さんは、これからは以下のものを持っている/持っていないによって、格差がより顕著になると話されていました。

  • 表現力
  • 創造力
  • 仕組みをつくる力
  • 信用
  •  最後に「信用」がきているのは、「表現力」があって「創造力」もあって、「仕組みをつくる力」があったとしても、「信用」がなければ人は寄ってこない、ということだそうです。逆に、他の3つの能力が最初はなくても、信用を作るということはそれだけで十分に価値のあることなのだと思います。
     これらの能力を積極的に身につけようと努力する人と、何かを消費するだけで満足してしまう人との間には、現代にはない「差別」のようなものが生まれ、その差別が「格差」を生む。
     確かに、創造性の有無や、表現力の有無による差別とは、今の時代には無いものだと思いました。

    これからはお手本がない時代

     オンラインで「ゆるく繋がる」ということが可能になり、リアルな人間関係以外の繋がりというものが生まれました。SNSというのはそれの最たるもので、例えばFacebookで気に入らない友達を削除したり、Twitterで気になる人をフォローしたりといったことは、ネット社会だからこそできることです。
     そういった流れで、これからは家族のカタチも多様化していくと。結婚に対する考え方や、家族との距離のとり方、そういったところの変化もすでに起き始めているように感じます。
     
     つまり、これからは何か見本や、お手本のようなものがどんどん無くなっていくということ。
    今までのように、テンプレート化されたライフスタイルや人生設計のようなものはほとんど意味を持たない、ある意味自由で、ある意味不透明な時代になっていきます。

    ではどうすればよいのか

     そこで松井さんの考える、「では私たちはどうすればよいのか」というのが、とても腑に落ちるというか、納得できるものでした。

  • 一生の仕事なんてものを求めない
  • 興味の対象をひとつに絞らない
  • その時に巡ってきたもの、やりたいと思ったことをやればいい
  • 時期が来たら職を変える
  •  特に、「僕だって未だに何がやりたいのか、何に向いているのか、分からない」と言っておられたのが印象的でした。そういうのってやっぱり、一生かかって見出すというか、見つけるプロセスそのものに意味があるのかなーなんていうことを考えさせられました。

    最後に、松井さんに質問してみた

     講演の最後に質疑応答の時間があったので、せっかくの機会だからとこんな質問をしてみました。
     
    「私は今滋賀県に住んでいるのですが、福岡が大好きで、移住したいと思っています。
    ただ、福岡で「これをやりたい」というものがあるわけではありません。福岡の街に魅力を感じていて、そこで生活したいと考えているだけです。
     ”自分にはこういうスキルや経験があって、こういうことがやりたい”というのは、ロジカルというか、「理屈」の部分だと思います。一方で、なぜだか分からないけれど、強烈にある場所や国に惹かれる、というのは「感覚」の部分だと思います。この「理屈」と「感覚」のバランスって取ったほうがいいと思いますか?
     例えばこれが、50対50であればそれは「バランスが取れている」と言えるのか、その辺りがよく分からずにいます。」

     
     すると松井さんは、このように答えて下さりました。
     
    「僕もどちらかと言うと、感覚で生きている方だと思います。全然ロジカルじゃない生き方をしてきました。僕自身はそれで楽しかったし、満足しているんだけど、僕の親は大変だったでしょうね。笑
     僕の場合は”コンピュータがやりたい”っていうのがあったんだけど、そういうのが無いんだったら、いいんじゃないですか、好きになされたら。笑
     あんまり無責任なことは言えないけど、でもやっぱり、色んな事を決めつけないほうがいいと思う。」

     
     私が本当に聞きたかったことは、上手く伝えられなかったのですが、それでも真剣に答えて下さり、背中を押してもらえたような気持ちになりました。かと言って無計画に行動を起こすのではなく、もっと色んな人の話や考え方に触れて、焦らずに答えを出していきたいと思います。
     
     本当に、話されたことの一部しか書いていませんが、何かしらの参考になれば幸いです。

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