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必要以上に傷つかないために、「批判」と「中傷」は聞き分けよう

 以前にこんなツイートをしたことがある。

 生きていると、何かしらイヤなことや腹の立つこと、許せないことってありますよね。毎日とまではいかなくても、週に数回、1ヶ月だと両手で数えられないくらいの頻度でそういった場面に出くわします。上記のツイートは、自分では何も変えようとはせずに、ただヤジを飛ばし、他者を批判したりけなしたりして安心するような人間にはなりたくない、という気持ちを込めて書いたもの。批判する側とされる側なら、自分は批判される側に立っていたい。変化を求めるのなら、自らがその変化となりなさいっていう、あれです。

 何か新しいことを始めたり、今あるものを変えたり、これはおかしいと提起したりすると、必ず反対のポジションを取る人が出てきます。それ自体は悪いことではなく、ただの見解の相違、考え方の違いです。ただ、私がいつも辟易とさせられるのは、変化が起こること”それ自体”を極端に嫌う人たちです。「今のままでいること」がいちばん得をする既得権益層なんか、特にそういった傾向が顕著です。

 彼ら彼女らに決定的に欠けているもの、それは「本来、どうあるべきなのか」という視点だと思います。今自分たちが取り組んでいる仕事を、より効率的に、生産的に、合理的に進めるためには何をすべきなのか、何を残して、何を捨てるべきなのか。そのための具体的な行動とは何か。そういったことを考え実践するためには、少なからぬパワーや労力が必要になります。

 しかし、「何も変わってほしくない」と願う人たちは、何かを変えようとする人たちを必要以上に警戒し、時に攻撃します。自分たちの利益が脅かされるかもしれないので、当然といえば当然のことかもしれません。そういった人たちからのいわれのない批判や中傷は、ときに人を深く傷つけ、損ないます。前に進もうとする気力を失い、そこでダメになってしまう人もいるかも知れない。そこで、他人の言動に必要以上に傷ついてしまわぬよう、気を付けるべきことを書いてみたいと思います。

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批判と中傷は似て非なるもの

 「批判」と「中傷」。このふたつは、一見似ているようでその性質は全く異なります。どちらも相手を否定するもの、拒否するものですが、大きく違う点はそこに「根拠」があるかどうかです。

 「批判」というのは相手を否定するだけの根拠、材料があるがゆえのもの。「中傷」とは、ただ感情で好き嫌いを言っているだけのものです。誰だって、自分の意見や主張を真っ向から否定されるのは辛いです。しかし同時に、「自分の意見や主張は、必ずしも正しくはない」ということを理解する必要があります。

 批判というのは、自分の主張に対する客観的な意見です。自分の考えの浅さ、配慮の無さ、一方的さを指摘する、ある意味では貴重な言葉です。自分にとっては耳の痛い話かもしれませんが、痛ければ痛いほど、その批判は真理をついたものだということです。的確な批判とは、相手の話をよく聞き、理解した上でなければすることができません。注意深く、相手の欠陥をついてくる批判には、耳を傾ける価値があります。

 反対に中傷というのは、根拠がありません。なぜなら、中傷とはその人の「意見」や「主張」に対してなされるものではなく、その人「自身」を攻撃したくて行われるものだからです。言っていることの正否や妥当性などどうでもよく、ただ「気に食わない」とか「メンツを潰したい」といった個人的な理由が動機になっています。

批判は真摯に受け止め、中傷は聞き流す

 批判も中傷も、すべてまともに受け止めていたらしんどくてたまりません。鋼の心がいくつあっても足りません。だから、批判と中傷は厳密に聞き分けて、「批判は真摯に受け止め、中傷は聞き流す」という態度がいちばん合理的で、楽になれる方法だと私は思っています。

 この人が言っているのは、批判なのか?中傷なのか?という視点を持つこと。批判ならその批判に対抗できるような論理武装を行うこと、中傷であればその人をそっと視界から消し去る。中傷しかできない人って、そういうレベルの人なんです。自分がわざわざそこまで降りていく必要はありません。

 「それは事実か、意見か」という視点とも似ているかもしれませんが、こういった考え方ができるようになるだけで、人間関係ってずいぶん楽になったりします。

 中傷なんて気にしなくていいです。ただ、批判には真摯に耳を傾け、自分の主張に足りない部分を見直そうという謙虚さを持つことが、何よりも大切だと思います。

謙虚でいることは、とても難しい
 先日、会社でこんなことがあった。  その日、私はいつものように関係部署の担当者にエクセルのデータを送付した。私は輸出業務を担当してお...
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