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文章を書くのが楽しくなる!魅力的なテキストエディタ6選

 今や、PCで文章を書くためのツールには様々なものがある。中でもテキストエディタはその代表だろう。昔はタイプライターで紙に文字を打っていたのが、キーボードとテキストファイルに取って代わった。iPhoneが登場してからは、スマホ用のテキストエディタアプリも次々と登場し、枚挙にいとまがない。

 クラウドサービスの進化で、PC⇔スマホ/タブレット間をシームレスに同期でき、ちょっとした隙間時間に文章の続きを書くなんていうことも可能になった。「モブログ」と呼ばれる、スマホでブログの執筆や更新までを完結させてしまう手法まで現れた。

 私はというと、長文をスマホやタブレットで打つのは苦手で、ブログの更新や長文の執筆はもっぱらPCから行っている。単純にディスプレイの大きさという視認性の問題もあるが、パタパタとキーボードを叩くこの感触が好きなんだと思う。両手の指をフル稼働させて、文章を紡いでいく。この感覚はタッチパネルでは絶対に再現できないもののひとつだ。

 最近、EvernoteにクリップしてあったLifehackerの以下の記事を読んで、改めてプレーンテキストに文章を打ち込むという作業に魅力を感じた。

 そこで今日は、私が普段使っているテキストエディタと、気になっている他のエディタを纏めて紹介したいと思う。 どれかひとつでも、気に入ったものが見つかれば幸いだ。

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WriteRoom

 これはブログを始めた直後からずっと愛用しているアプリだ。大好きな#RyoAnnaさんのブログでその存在を知り、Mac版をダウンロードして使っている。

 このエディタの素晴らしいところは、フルスクリーンモードにした時の、一切の装飾を排除したミニマルさだ。黒背景に白文字という配色も美しい。
 文字を打ち込んでいる行が常に真ん中に来るように自動でスクロールされるので、視点を一定に保つことができる。左下に小さく文字数が表示され、文量の確認も容易に行うことができる。

スクリーンショット 2015-02-10 22.42.24

 本当に、「書くこと」だけに集中できるエディタだ。ずっとこのエディタで書いてきたので、真っ白なテキストファイルに文字を打つと少し違和感を感じてしまうほどになってしまった。それくらい、今の自分にとってはなくてはならない存在である。

Byword

 これは、WriteRoomより少し前に購入してしばらく使っていたもの。Bywordの方が知名度は高いかもしれない。

Byword • Simple and efficient text editor for Mac  iPhone and iPad.

 こちらもWriteRoom同様、華美な装飾は一切排除したミニマルな作りとデザインになっている。WriteRoomとは大きく異なる点が、Markdown記法に対応しているところだ。Markdown記法とは、文章を記述するためのマークアップ言語のひとつで、簡単にHTML方式へ変換できるフォーマットとして知られている。

 また、Publish機能と言って、テキストファイルに書いた文章をそのままWordpressやTumblrといった外部サービスに転送することができる。これによって、書いた文章をいちいちコピペしてブログなどの投稿画面に貼り付けなくても更新することが可能だ。

Write

 これは最近、iPhone用とiPad用を両方購入してえらく気に入ってしまったアプリ。先に、スマホで文章を書くのは好きではないと述べたが、書きはせずとも、読みたいというケースがある。PCで書いておいた文章を、電車の中や仕事の休憩中にスマホから見直したいというケースがしばしあり、そういったときにこのアプリが非常に役立っている。

Write

 これはUIも気に入っているし、様々なクラウドサービスとも連携しているので重宝している。最近でいうと、結婚式のスピーチなどの原稿をWriteRoomで書き上げ、Dropboxに保存し、このWriteアプリでiPhoneから読み返すというアクションが定着した。

 特に私はiPad miniをほぼ読書用端末として使用しているので、iPad miniにもインストールしてみたのだけど、これがものすごく便利だった。やはり、デバイスを変えて読んでみると自分の書いた文章でも少し違って見えることも多く、校正の際に役立っている。

 あとこのアプリ独自の機能である、カーソル移動に特化したボタンがめちゃ便利。詳しくは以下の記事よりどうぞ。

Sublime Text

 「恋に落ちるエディタ」との異名を持つSublime Text。様々なブロガーやテック系メディアが記事にしているので、一度は耳にしたり目にした方も多いのでは。個人的にこのSublime Textは「文章」を書くというより、「コード」を書くことに特化したエディタだと思っている。

Sublime Text  The text editor you ll fall in love with

 私はブログのテーマをいじる際、CSSファイルを編集する時などに使っている。プログラミングとか全然素人なのだけど、このエディタでコードを書いていると悦に浸れるから好き。複数ファイル開いた時にタブで管理でき、タブ間移動のショートカットキーがブラウザのGoogle Chromeと同じなところも使い勝手がよい。

 Sublime Textについては『OZPAの表4』のOZPAさんが色々と記事にされているのでそちらを参照いただきたい。

Letterspace

 これは先日、RAKUISHI.COMを運営されるRakuishi(@rakuishi07)さんのTweetで知ったもの。

 これも先に紹介したWriteと同じような機能を持ったスワイプバーが便利そう。また、Markdown記法でチェックボックスを作り、ToDo管理にも使えてしまうところが素晴らしい。何かこういうのってほんと見せ方だよなぁと思ってしまうけれど、テキストエディタ自体が文章を見せるためのものなのだから、見た目にこだわるのは当然といえば当然か。

 このアプリはなんと、iOS版/Mac版ともに無料だ。素晴らしい。

Letterspace — Swipe. Edit. Note.

Ulysses

 最近好んでよく読んでいる、『dd_otsuさん』というブログで紹介されていたもの。ファイル管理機能もついた高機能エディタ。

Ulysses


 
 先に紹介したWriteのMac版でも同じようなことができるらしい。こういうのを調べていくと、Markdown記法というのはやはり色々と便利なところがあるようなので、最近少しづつ勉強し始めた。「体裁を意識しながら文章を書く」というのが最初は面倒だと思ったのだけど、最終的には見出しや強調を付けることになるので、ある程度そういった見せ方を意識しながら書くのも悪くはないなという気がしてきた。

 以上、ここで紹介したもの以外にも本当にたくさんのエディタが存在していて、とても一度には紹介しきれない。例えば、ブロガー必須と言われるMars Editなんかもそうだ。これは「ブログの執筆」に特化したエディタだと言われているが、私は今のところ使う予定はない。「文章を書くためのツール」にあまりたくさんの機能を盛り込みたくないのだ。

 やっぱり、真っ白な(真っ黒な)テキストファイルに、清廉な気持ちで文章を連ねていきたい。途中で画像の挿入がどうとか、ちょこちょこプレビューしたりとか、やりたくない。
 まあこのあたりは好みだと思うので、効率化を求めるのであればこういった高機能なエディタも使う価値があるのだろう。

 でも、それよりももっと大切な事があると思う。

目的と手段を逆転させない

 先日新しいノートを買ったというエントリーを書いたが、結局はノートもテキストエディタも、文章やらなんやらを書き記すためのツールでしかない。大切なのは、何かを「書きたい」という本質的な欲求で、まずはそれが先に来るべきだ。

今度こそ3日坊主で終わらせない。文庫本サイズのポケット手帳に何でも記録しよう
 私には、使いもしないのに新しいノートを次から次へ買ってしまうという変な癖がある。最初は、欲しい物や考えていること、今後の計画や思いついたア...

 素晴らしいエディタやアプリ、ノートがあるから書くのではなく、書きたいからそれに見合ったツールや道具を使いたくなるのだ。このノートなら何か書けそうとか、このアプリでならいいこと書けそうだなんて期待を抱くのは、目的と手段が逆転した典型的な例である。本当に何かを書きたいのであれば、チラシの裏だろうが割り箸の袋だろうが、何だっていいはずだ。

 そういった意味で、シンプルなテキストファイルに文章を書き記すという行為は、自分を初心に戻してくれる。「何に書くか」ではない、「何を書くか」なのだと。

 ただ、素晴らしいツールというのは人の五感を刺激し、鼓舞する。使うツールによって、生まれるアイデアに変化が生じ、より良きものへ変化することも大いにあるだろう。だから、もしなかなか書けずにいたり、ずっと温めているアイデアがあるのなら、使うツールを思い切って変えてみるというのもひとつの手かもしれない。それも、より良い創作物を生み出すためのひとつの手段だと思う。

 村上龍も「無趣味のすすめ」というエッセイで、自身が大量にメモを取ることに触れ、「メモを取ることが重要なのではない。情報に飢えるということが重要なのだ」と説いているが、こうも述べている。

 海外のホテルなどで、厚手の良い紙を使ったしゃれたデザインのメモ帳が置いてあると、私は必ず失敬して持って帰る。旅の思い出にもなるし、また浮かんだアイデアを良い紙のメモ帳に書き記すのは、実際楽しいものである。

 今日紹介したものの中から、ひとつでもあなたのお気に入りが見つかればとても嬉しい。

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http://yskb2.com/2015/05/31/4590

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