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小さなことでもいい。「自分が何かを変える」という意識を持つこと

 問題意識を持つということは、とても大切なことだ。
 自分のこと、仕事のこと、家族のこと、日本のこと、世界平和のこと、、、その対象はさまざまだが、何かに対して「このままではよくない」という意識を持つことは、ものごとをより良く変化させるために必要不可欠なことだと思う。

 だが、いくら皆が「このままではよくない」と感じ、実際にそれを口にしたとしても、それで世界がより良い方向へ向かうわけではない。どんな崇高で理想的な理念でも、その達成のための具体的なアクションが取られなければ、それは結局は絵に描いた餅、単なる絵空事で終わってしまう。

 仕事をしていてよく思うのだけど、ものごとのダメな部分や、足りていない部分を指摘できる人というのは結構いる。ここはこうした方がいいよとか、あれはあそこが◯◯だからダメなんだよとか、こうしたらもっとよくなるのに、といった具合に。でも、そういう人たちを見ていて気づくのは、そういう指摘をする本人たちが、自分ではなんら具体的な行動を起こしていないということ。ストレートに言うと、彼らはいつも、口だけなのだ。

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ダメなところを指摘するだけなら、誰にでもできる

 例えば、仕事のオペレーションの中で、いつも特定の箇所で問題が起こるとする。そのことは皆自覚していて、「これってどうにかしたほうがいいよな」という問題意識も持っている。で、「何がダメなのか」というところまで言うことができる。「どこに問題があって、その原因まで分かっているのであれば、その問題は9割方解決したも同然だ」と、ビジネスの世界では言われたりする。

 本当にそのとおりだと思うのだけど、では実際に解決に向けて動き出すのかと思えば、誰も何もしようとはしない。口ではもっともらしいことを言うのだけれど、行動が伴わない。こういう人、あなたの職場にもいるのではないだろうか。

 こういう人たちって、言い方は悪いけれど、「外野からヤジは飛ばすけど自分では決してリングに上がりたくない人」なのだと思う。安全圏から言いたいことだけ言うのであれば、誰にでもできる。「消費税は上げずに弱者保護を!」とか、「性差別のない労働社会を!」とか、理想やあるべき論をただ「言うだけ」で世界が変わるのならそれに越したことはない。

 だが残念なことに、自分も、仕事も、社会も世界も、何かを「言うだけ」では変えられない。そこには必ず、具体的な行動が伴わなければならない。

具体的な行動だけが、何かを変える

 だから、何かを変えたい、より良くしたいと思う対象があるのであれば、それがどんなに小さなことでも「具体的な行動」に結び付けなければならない。何かを変えるのは、言葉でも考え方でもない、たったひとつの具体的な行動だ。

 それは例えば、関係部署の人たちを集めて会議を開くことかもしれないし、自分なりに業務フローを考えて上司に相談してみることかもしれない。例えば出社時間を30分早めてみることかもしれないし、毎日散歩に出掛けることかもしれない。大切なことは、こうあるべきだとか、こうしたらもっとよくなるということを、頭で考えているだけでは何も変わらないということ。

 もちろん、具体的な行動に結びつけるためのプランやアイデアはあるにこしたことはない。ただ、それらは実際に「実行」してこそ初めて意味や価値を持つのだ。

 だから私は、できる限り「理想論を語るだけで何もしない人」にならないよう、どんなに小さくてもいいから具体的な行動を起こすように心がけている。自分が起点となって何かを「変化させた」と言えるように。

 そういう意識を持って人の言動を観察してみると、いわゆる有限実行の人と、そうでない人がハッキリと分かれる。人としてはすごく好きだし、信頼もできるけど、決して自分からは何もしようとしない人もいるし、人格に多少問題はあるけれど、言ったことは必ず行動に起こすという人もいる。前者がダメで、後者が素晴らしいという二極的な話ではないけれど、これを読んだあなたも、何か思い当たる節があるのではないだろうか。

「自分が何かを変える」という意識を持つ

 行動が伴わない、口だけの人間にならないために、「自分が何かを変える」「自分で何かを変える」という意識を持つことが重要だ。当事者意識と言い換えることもできるかもしれないが、いかに目の前の問題や課題を「自分ごと」として捉え、主体的に、能動的に取り組めるかということ。

 ものごとを変化させたり、よりよい方向へ動かそうとすることは、とてもパワーがいるし精神を消耗する。だから基本的に誰もやりたがらない。やらないけれど、もっともらしいことを言っておくことで僅かながらの自尊心を保ち、それで何かに「貢献した」気持ちになる。

 そういう人たちに惑わされることなく、ひとつづつ、具体的な行動を積み重ねていくこと。どんなに小さなことだっていい。口先だけで何も行動しない人に比べたら、100倍もマシだと思う。

 100の善言よりも、1つの具体的な行動を。
 その積み重ねが、きっと大きな変化に繋がっていく。

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コメント

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