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【香川旅日記 豊島編③】豊島美術館へ向かう道々があまりにも美しかった

 屋外作品や美術館は、島の東から北東エリアに集中している。私は西回りで回ったため、しばらくは立ち寄るところもなく、ひたすら自転車を漕ぎ続けた。かなり勾配がきつく、起伏の激しい道もあり、電動自転車でも乗り切るのに苦労した。
 また、頭上を覆う木々から垂れ下がる毛虫や、至るところに飛び回っているアブを避けながら進まなければならなかったため、必要以上に時間を要してしまった。別に急いでいたわけではなく、時間を気にする必要もなかったのだけれど、あの毛虫とアブには本当に辟易とさせられた。いちいち立ち止まり、慎重に交わしながら進む私を尻目に、島民のおばちゃんは全く臆することなく追い越していった。

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 途中、道路を少し登った丘のようなところに、バスが止まっているのを見つけた。もちろん、運行しているバスではない。廃棄されたのか、オブジェとして展示されているのかは分からないが、私はこのバスを見たとき、否応なしにある映画のことを思い浮かべた。

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 過去のエントリで紹介したこともある、「イントゥ・ザ・ワイルド」という映画だ。映画の主人公は、アラスカで乗り捨てられたバスを発見し、そのバスで生活するようになる。極寒のアラスカと、瀬戸内海に浮かぶ小さな島では、あまりにもシチュエーションに違いがありすぎるが、私のテンションは一気に上ってしまった。映画の主人公も、こんな気持ちだったんだろうかなんてことを考えながら。

 私は豊島美術館を目指して進んでいたのだけど、そこに至るまでの道々がめちゃくちゃ綺麗で、なんとも清々しい気持ちになった。前回のエントリでも書いたけれど、本当にワクワクする瞬間の連続だった。この道を行けばどこに繋がっているんだろう、このカーブの向こう側にはどんな景色が広がっているんだろう。そんなふうに、子供の頃に戻ったかのように好奇心が次から次へと湧き出てきた。

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※牛を何頭か見かけた。

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 空と海は濃く青く、雲はどこまでも白く、山と木々の緑は深い。私はその特別な一瞬一瞬を噛み締めながら、それらを写真に収め、着実に豊島美術館への道々を進んでいった。

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豊島美術館はまた次回!

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