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【香川旅日記 豊島編④】豊島美術館は今まで行ったどの美術館とも違った

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 自転車を漕ぎ始めてから30分くらい経っただろうか、ようやく最初の目的地である豊島美術館に到着した。

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 豊島美術館は、建築家 西沢立衛とアーティスト 内藤礼により、2010年に設立された美術館だ。以下のサイトから、紹介文を引用したい。

瀬戸内海を望む豊島唐櫃(からと)の小高い丘に建設されるアーティスト・内藤礼と建築家・西沢立衛による「豊島美術館」。休耕田となっていた棚田を地元住民とともに再生させ、その広大な敷地の一角に、水滴のような形をした建物が据えられます。広さ40×60m、最高高さ4.5mの空間に柱が1本もないコンクリート・シェル構造で、天井にある2箇所の開口部から、周囲の風、音、光を内部に直接取り込み、自然と建物が呼応する有機的な空間です。内部空間では、一日を通して「泉」が誕生します。その風景は、季節の移り変わりや時間の流れとともに、無限の表情を伝えます。

 『内部空間では、一日を通して「泉」が誕生します』という文章は、実際にこの美術館に行ってみないことにはなんのことだか分からないと思う。でも、行けば一瞬で理解できる。

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 受付から豊島美術館まではしばらく歩くことになる。

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 左側が美術館へ続く道。右側が美術館から帰ってくる道。

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 右側に見えるのが豊島美術館。ぐるっと迂回してあそこにたどり着く。

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※豊島美術館の入り口。左側に見えるベンチで靴を脱いでから入る。

 豊島美術館は、私が今までに訪れたどんな美術館とも違っていた。
 例えば、直島で訪れた地中美術館には、規模の違いこそあれアーティストの作品が「展示」されている空間だった。これは誰々の、何々という作品ですと。美術館とは本来そういう空間だとも思う。

 けれども、豊島美術館にはそういった意味での「作品」は何も展示されていない。にもかかわらず、美術館に一歩足を踏み入れた瞬間から、壮大な作品を目の当たりにすることになる。
 そこはとても特殊な空間だった。内部は写真撮影が禁止されていたため、写真を撮ることはできなかったのだけど、たとえ写真におさめたとしても、あの特殊さは絶対に伝わらないし表現できないんじゃないかと思う。

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※美術館を出たあとに撮った写真。狭そうに見えるかもしれないが、中は驚くほど広々としていた。

 筆舌に尽くしがたいって、まさしくああいう空間や空気、そこに流れる時間のようなものに対して使う言葉なんだと思う。だから、もしこの文章を読んで少しでも豊島美術館に興味を持って頂けた方には、「行けば分かる。だからとにかく行って欲しい」としか言えない。ほんとうに素晴らしい空間だった。

 美術館を出てしばらく経ったあとも、私の中には「なんかすごいものを見た」という感触がずっと残っていて、なかなか興奮が止まなかった。

 間違いなく、今までに訪れた美術館の中でいちばん素晴らしい場所だった。

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 豊島編はまだまだ続きます!

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