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バックパックは旅の象徴である

 私が初めてバックパックを購入したのは、たしか24歳の頃だったと思う。
 それまでは、バックパックというかリュックサックタイプのカバンってあまりカッコいいとは思わなかった。そもそも、カバンを持つという習慣がほとんどなかった。学生時代を除いて、カバンを持ち歩くようになったのはオーストラリアに住むようになってからだ。
 渡豪後しばらくは語学学校に通っていたため、教科書やお弁当を持ち歩く必要があった。当時使っていたのは、ボンサックと呼ばれる、片方の肩に掛けて担ぐタイプのカバンだ。

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初めてのバックパック

 就職してしばらくした頃、SHELLACという好きなアパレルブランドがオールレザーのバックパックを発売して、それがとてもカッコ良かったので思わず購入した。それが、私にとって初めてのバックパックだった。アウトドア的で、いまいちファッションセンスに欠けるというイメージを持っていたのだけど、そのカバンは普段の格好にもよく馴染んでくれて、愛用していた。

@yskb2が投稿した写真

 バックパックの良いところは、何と言っても両手が自由に使えるところだ。また、トートバッグやボストンバッグのように、片方の肩だけに荷重がかかるということがなく、身体的にも楽だ。そして何より、バックパックは背負うだけで「旅している」気分を味わせてくれる。バックパッカーという言葉があるように、旅人は例外なくバックパックを背負うのだ。

 さて、愛用していたSHELLACのバックパックにも、使い続けるにつれ不満に思う点がいくつかでてきた。
 まずは、オールレザーであるがゆえの重さ。そう、これめちゃくちゃ重たかったのだ。今思うとよくあんな重たいの持ち歩いていたなと思うのだけど、当時は「カッコ良ければいい、カッコ良さがすべてだ」と考えていたので、機能性なんてまるで気にしていなかった。また、容量が少し小さくて、例えばPCを持って行きたいときなどにパッキングに苦労していた。重たいしあまり入らないというのは、カバンとしてどうなんだと思うようになり(まっとうな考えだ)、新しいバックパックを探し始めた。

2代目「Master piece」

 そうして見つけたのが、Master pieceというブランドのバックパックだ。これが2代目となる。
 Master pieceは、カバンのブランドとしてはかなり有名なほうだと思う。いろんなアパレルブランドとコラボしたりしていて、雑誌でもよく見かける。

 ここのブランドの、Ripeというモデルを購入した。

Ripe_222105-p2※画像は公式サイトより

 ここでも、普段の服装と合うように、シンプルであまりアウトドアっぽくないデザインのものを選んだ。このブランドは大学生がよく使っているので、被らないように少し値の張る上位モデルにした。ナイロン製で軽く、容量も十分すぎるくらいたっぷりとあった。
 さっき調べてみたら、このRipeというモデルはもう廃盤になったらしい。

 そして、このRipeもしばらくして手放すことになる。使い勝手や機能性に不満は無かったのだけれど、唯一どうしても許せない点があった。
 このバックパックは、ナイロン製で縦長なシルエットであったため、ある程度中身を詰めないと、フニャっと崩れてしまうのだ。背負っていても、カバンの頭の部分が垂れ下がってきて、なんともマヌケなシルエットになってしまう。これ、人からしたら「そんなんどうでもいいわ」と思ってしまうようなことかもしれないが、私はそれがどうしても気になって、いくつか対抗策を講じてみたもののうまくいかなかった。

 よって、またしても新しいバックパックを探し始めることになった。

3代目「AS2OV」

 3代目は、大阪で偶然見つけたAS2OV(アッソブ)というブランドのもので、これが今も現役で使用しているものになる。実はこのAS2OV、Master pieceの元デザイナーが新しく始めたブランドなので、形やデザインはMaster pieceと似ているところも多い。

 このAS2OVのNAVERまとめもあった。

 このAS2OVのどこにいちばん惹かれたかというと、中身が空っぽでもシャンと立ってくれるところだ。バリスティックナイロンと呼ばれる、頑丈なナイロン素材を使用しているため、シルエットが崩れることがない。また、Master pieceよりももっとアウトドア要素が強く、小物入れなどの収納も充実している。さらに、背面部にPCを入れるための収納スペースがあり、これもかなりポイントが高かった。

20150617_as2ov_01

20150617_as2ov_02

 ただ、逆にファッション性が少し薄れてしまい、特に最近の自分の格好とは合わないような気がしてきている。また、先月の香川、福岡旅行の際にポケットのジップが壊れてしまい、修理に出そうか迷っているところだ。

 そんなときに、先日大阪に行った際に見つけてしまった。

4代目候補「DECADE』

 たまたま通りかかったalfredoBANNISTERという靴屋さんに、何やらカッコ良さげなバックパックが展示されていて、外から目にした瞬間吸い込まれるように店内に入ってしまった。
 展示されていたのは、DECADEとalfredoBANNISTERのコラボモデルのバックパックだった。

decade

 DECADEはブランド自体は知っていたのだけど、じっくりと現物を見たことがなかった。特に、このコラボモデルは青色のジップがとてもカッコ良くて、ひと目で気に入ってしまった。見た目の割にとても軽く、収納もAS2OVほどではないが十分に装備されている。カッコ良さも機能性も申し分ない。欲しい。

***

 こんなふうにして、私は5年ほどの間に何度もバックパックを買い替えている。なぜ、こんなに次から次へ新しいカバンが欲しくなるのだろう。

 私は、そのバックパックを背負って自分が見知らぬ土地を歩いているところを想像するのが、たまらなく好きなのだ。これを持ってどこへ行こうと妄想するだけで、ワクワクすることができる。新しいバックパックを選んだり、実際に買ったりすることは、そういう「次はどこへ行こう」という新しい欲求を駆り立ててくれる。
 だから私にとって、新しいカバンを手に入れるということは、新しい旅の道具を手に入れることであり、新しい旅の計画の始まりを意味する。

 バックパックは、旅の象徴なのだ。

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