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旅とインターネット。 #onedayoffline

 Casey NeistatさんのVLOGで以前紹介されていた、Devin GrahamさんというフィルムメーカーのYoutubeチャンネルを新しく購読し始めた。Casey Neistatさんの作る動画とは少し毛色が違うけれど、見ていてひたすら圧倒されるような動画がたくさんある。

 先日公開されたこちらの動画は、バリ島への旅の様子を4Kで撮影したもの。

 おもしろいのが、この動画は「What would happen if you travelled without using the internet ? (もしインターネットを使わずに旅をしたらどうなるか)」というテーマで製作されているところ。検索エンジンやGPS、オンラインの旅情報にいっさい頼らず、現地の人とのface-to-faceのやりとりのみで、撮影のためのベストスポットを見つけるのだという。

 動画の内容も非常に素晴らしいので是非見てほしいのだけど、私がこの動画を見て感じたのは、旅とインターネットって今や切り離すことの難しいものになってしまっているんだなぁということ。

 私たちはいつの間にか、「インターネットがあれば旅はもっと効率的で、楽しくなる」と考えていないだろうか。私は、去年ドイツや韓国に行ったときに「今ここでgoogle mapが使えたらどんなに楽だろう」と何度も思った。そのためにSIMフリーのスマホを買おうかと悩んだくらいである。

 もちろん、道に迷わずに目的地にたどり着けることや、様々な情報を事前に入手できることは素晴らしいことなのだけど、あまりにインターネットの利便さや、そこから得られる情報ばかりを当てにしていると、なんというか旅の醍醐味みたいなものが失われてしまう気がする。

 旅の目的と計画がはっきりと決まっていて、寸分の狂いもなくその予定をこなすことが旅の楽しさだという人もいるかもしれないが、私にとっての旅とは「読めないことや分からないことの連続」なのだ。上手くいかないことや驚きとの遭遇があるからこそ、「旅をしている」と実感できる。

 それがいつの間にか、インターネットありきの旅が標準になってしまっていて、旅先にもPCを持って行ってWifiを探しまわったりし、小まめにSNSに写真をアップしたり、他人が書いた旅日記を読みあさったり。そういうのって何か違うなーと、改めて思い直すきっかけとなった。

 これは東浩紀さんの著書『弱いつながり 検索ワードを探す旅』で書かれていた内容に繋がるのだけど、インターネットで得た知識や情報を持って旅に出るのではなく、旅で得た知識や情報を元にインターネットを活用しようということ。答え合わせをしに行く旅ではなく、新しい「問い」を見つけに行く旅をしようと。

 自分が実際に出会った人、そこから得た情報、実際に見たものや感じたこと、それらだけを頼りにするどこまでのアナログな旅というのは、きっと楽しいに違いない。

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