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2015年 いちばん記憶に残った旅

 11月に沖縄に行ったり、師走とは思えないほど暖かい日が続いたりで、年の瀬が迫っているという実感がまったくない。まったくないけれど、今年も残すところあと2週間しかない。実感があろうがなかろうが、1年の終わりは確実にやってくるし、新しい年も間違いなく訪れる。

 先週の福岡旅行が、今年最後の旅行となった。思い返せば、今年もいろんなところに行った気がする。ひとつ心残りなのは、今年は一度も海外へ行けなかったこと。海外出張の話もあるにはあったのだけど、直前で立ち消えになってしまった。2012年からは毎年海外を訪れていたので、記録が途絶えるのはちょっと残念ではある。とはいえ、去年は2回(ドイツと韓国)も行ったので、今年は我慢することにしよう。

 その代わりと言ってはなんだけど、今年は国内で印象に残っている旅がいくつかある。初めての沖縄旅行もそうだけど、今年いちばん記憶に残っている旅をひとつあげるとすれば、それはGWに訪れた直島・豊島の旅である。

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ずっとワクワクしていた旅

 直島・豊島の旅については、しつこいくらいに旅日記を書いたので、その内のどれかに目を通して頂いた方もいるかもしれない。こんなにたくさん書くつもりはなかったけれど、あまりにも楽しかった旅の思い出を、反芻して噛みしめるみたいに書き連ねた。

 GWに行った香川旅行について、かなり長々とエントリを重ねてしまった。前半は直島について、後半は豊島について書いた。 直島編: ...

 この旅が記憶に残っているのには、いくつかの理由があるように思う。陸路ではなく、神戸からフェリーで上陸したこともそのひとつだ。深夜に出発して、早朝に港に到着するときのあの感覚は、新幹線や飛行機で到着するときとはまた違った趣がある。また、直島も豊島も、離島であるというところも大きな違いだ。自分が普段接している日常とはいくぶん隔離された世界に触れることで、「自分が知らない土地を旅している」という感覚をより強く感じることとなった。

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 なんてことを言おうと思えば他にもあるのだけど、結局のところ、僕はこの旅の間じゅうずっとワクワクしっぱなしで、ほんとうに、歩いているだけで楽しかったのだ。それこそが、この旅が記憶に残ることになったいちばんの理由だと思う。

 直島では、歩きながら美術館やその町並みを見て回り、温泉に入って一休みしたり、ビールを飲んだりして過ごした。写真でしか見たことのなかったあの有名な「南瓜」も実際に見ることができたし、美術館の中で目にした「日本人の行動」について考えたりもした。

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 豊島は、個人的に直島より楽しくて、電動自転車を借りて島の中を縦横無尽に走り回った。ほとんど人と会わず、天気は最高で、眼下に望む瀬戸内海は僕を何度も立ち止まらせ、小刻みにシャッターを切った。豊島美術館は文句無しに素晴らしかったし、気になっていた「心臓音のアーカイブ」は大好きな村上龍の作品「コインロッカー・ベイビーズ」を彷彿とさせた。偶然通りかかった「海のレストラン」では絶景を目の前に空腹を満たすことができた。なんだか、すべてがうまく回っているような気がした。

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 この旅がきっかけで、僕は離島巡りにとても興味を持つようになった。直島・豊島はぜひもう一度訪れたいし、瀬戸内海の他の島や、他の県の離島にも行ってみたい。

帰る場所があるということ

 その後、高松から高速バスで福岡にも行ったのだけど、こんなに長い期間をひとりで旅したのは、国内旅行では初めてだった。先日の沖縄旅行のエントリでも書いたし、こないだの福岡旅行でも感じたことだけれど、”帰る場所がある”というのは、やはり自分にとってとても大事なことなんだと再認識した。旅をし続ける人生というのに憧れた時期もあったけど、そういうのは自分にはできないというか、合わないんだろうなと最近になって思うようになった。

 毎日の生活と、そこから時折逸脱する旅という行為の、その反復作業が自分は好きで、どちらか一方だけでは満足できないのだろうと思う。今年は、旅を重ねる上でそんなことに気付くことができた。来年もいろんなところに行って、いろんなことを考える1年にしたい。

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