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フィルムカメラ、始めました

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 先日のエントリで書いた友人との会話の中で、「フィルムカメラに興味がある」と話したところ「1台使ってないのあるから貸してあげるよ」と言われたので、お言葉に甘えて借りることにした。

 貸してもらったのは、PENTAXのSPFというフィルムカメラ。

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 1964年に先行機種となるSPが発売され、その後継機種として1973年に発売されたモデルだそうだ。

 1973年というと、今から43年前である。iPhoneだのinstagramだのと言っている時代に、43年前のカメラを手にすることはなんだか不思議な感じがする。フィルムカメラに興味を持ち始めたのは、自分がinstagramでフォローしている人の何人かが使っていることと、先日行った写真家の石川直樹さんのトークイベントで彼が「写真はすべてフィルムで撮っている」と言っていたからだ。

 フィルムカメラはデジタルとは違い、撮った写真をすぐに確認することができない。だから、今のショットがどんなふうに撮れたのか、上手くいったのか失敗だったのか、現像してみないことには分からない。また、フィルム枚数に限りがあるため、デジタルのようにパシャパシャと気軽にシャッターを切ることができない。

 そんな不便さに逆に魅力を感じる人も多いのかもしれないが、僕は石川さんが話されていた一言がとても印象に残っている。

 フィルムカメラを使う理由として彼は、「デジタルだと、取り敢えず撮っておこうってなるでしょう。そんな姿勢で撮っても、いい写真なんか撮れないよ。あとフィルムが3枚しかない。その3枚で、自分は何を撮るのか、というところに意味がある」といった内容のことを話されていた。

 何にでもすぐに感化されてしまう僕は「か、カッコいい…」と思い、自分もフィルムカメラを触ってみたいなと思うようになったのだ。

 先週末、早速このカメラを持って近所を撮影しに行ってきたのだけど、まずカメラが重たい。大きさとしては普段使っているミラーレス一眼とさほど変わりはないのだが、重量に関しては1.5倍〜2倍ほどになる。また、すべてが手動で、オートフォーカスなんてものももちろんない。だから、必然的に1枚を撮るのに時間がかかる。そのせいなのか、「何を、どう撮るか」ということにより意識的になるし、石川さんが言うように「取り敢えず撮っておこう」というのはあまり思わなかった。

 明らかに、デジタルカメラで撮るのとは違った感覚になる。シャッターを押した時の「カシャン」という機械的な音も小気味よいし、ファインダー越しに見る景色も、独特の風合いを帯びているように見える。

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 友人から借りたときにはフィルムの残り枚数が数枚しかなかったので、それを撮り終えた後は早速現像に行ってきた。僕はデジタルで撮った写真も現像することはまずないので、カメラ屋さんに行くのも新鮮だった。使い方も十分に理解しないまま撮った割に、出来上がってきたネガはまずまずの仕上がりだった。この、どんなものが出来上がってくるのか分からない、というドキドキ感もフィルムカメラの大きな魅力のひとつなのだろう。

 フィルムカメラでの撮影は思った以上に楽しくて、どんどんハマってしまいそうな気がしている。帰りに新しくモノクロフィルムを購入したので、今度はモノクロ写真を撮りに行こう。

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 メインブログの方でちょくちょく触れている石川直樹さんという冒険家/写真家がいる。昨日、彼のトークイベントに行ってきたので、忘れないうちに感想をメモとして書き残しておきたい。 今回のトークイベントは、昨年の12月に発売された「K2」という写真集の出版を記念して行われたもの。K2というのはパキスタンにある8,000m超の...
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