先日の記事に書いたとおり、週末の連休を利用して愛媛県まで旅行に行ってきました。
参照:「日本一海に近い駅「下灘駅」に行ってきた」
今回の旅は色々と感じるところが多かったのですが、その内のひとつを今日は書いてみたいと思います。
時間がないというのは嘘
今回、私は特別に休みを取ったわけではなく、通常の土日休みを利用して行ってきました。
具体的には以下の様なスケジュールです。
金曜日:夜、高速バスにて大阪を出発
土曜日:早朝に愛媛県松山市に到着
そのまま下灘駅へ向かい、写真撮影。
その後、道後温泉を満喫。
日曜日:午前中に松山城を探索。
昼過ぎのバスで大阪への帰路へ着く。
移動の時間は、バス、電車合わせて往復で約15時間です。
利用した高速バスはこちら。
参照:松山エクスプレス
旅行には行きたいけれど、なかなか時間が取れなくて…という人は意外と多いのではと思います。
しかし、本当にそうなのでしょうか。
私は今回、いつもと同じ日数の休みを利用して、往復15時間かけて行きたいところに行ってきました。
そして、この2日間はいつもの休日とは比べ物にならないくらい密度の濃いものになりました。
そこで気がついたのは、時間というものは使い方次第で本当に色んな形に変化するんだ、ということ。
誤解を恐れずに言うならば、「時間が無いというのは嘘だ」ということです。
「お金が余ったら貯金しよう」という人がいつまで経っても貯金できないのと同じように、「時間ができたらどこかに行こう」という人の時間が余ることはありません。
自分が達成したい何かを成し遂げるための時間とは、「捻出」しなければなりません。
「時間ができたら…」「お金が貯まったら」という受け身の姿勢ではその「いつか」は永遠にやってきません。
旅行に行きたいのなら、その「旅行ありき」で自分の行動を変えなければならないのです。
密度の違う時間を過ごすということ
例えば、今回の私のように移動に15時間もかけるというのは、ある人からすると「時間のムダ」のように見えるかもしれません。
確かに長時間バスに乗るのは疲れるのですが、その分何かに集中出来る時間でもあります。
私は往復のバスの中で最近購入した本をひたすら読みまくりました。
不思議と、自宅で読むよりも集中して読むことができました。
それは恐らく、「他に何もすることがない」という状態が自分を目の前のことに集中させるからなのでしょう。
先にも述べた、「時間というものは使い方次第で本当に色んな形に変化するんだ」というのは、使い方次第で自分の時間を有意義なものに変えることが出来るんだ、ということでもあります。
休みの日数はいつもと変わらないのに、時間が引き伸ばされたみたいに充実した週末を過ごすことができました。
旅は自分に何が必要で、何がそうでないかを教えてくれる
今回、私は初めてPC持参で旅に出ました。
カメラも持っていったので、当然荷物は重くなります。というか、かなり重くなります。
そういう状態で考えることはやはり、「いかに身軽でいられるか」ということ。
「自分には何が必要で、何が必要ではないのだろう」という問いが、事あるごとに頭に浮かんできます。
必要なものとは、それを必要としたときに初めて気づくものであり、不要なものとは、それを必要としなかった時に初めて気づくもの。
旅に出るということは、その2つをハッキリさせることでもあります。
まだまだ自分はたくさんのものを抱えすぎていると思っているので、これからどれだけ減らしていけるか、私のひとつのテーマでもあります。
週末旅行に行こう
週末を利用して九州に行ったりもしていたので今更ではあるのですが、「別にわざわざ休みを取らなくても、結構いろんなところに行けるな」ということを再認識できました。
大切なことはシンプルで、具体的な計画を立てて、それを実行するだけです。
だから、行きたいところはあるけれどなかなか行けない、という人は取り敢えず往復のチケットなり切符なりを買ってしまえばいいと思います。
そうすることで、願望が一気に現実になります。
しつこいようですが、時間は作らなければ生まれません。
今度は週末旅行で台湾あたりに行ってみたいなと思ってるのですが、その前に沖縄ですかね。(行ったこと無いのです)
是非、すてきな旅を。
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