Instagramやってますか?
ユーザー数が2億人を突破し、スマートフォン・アプリケーションとしては利用者がTwitterを越えたと報道されています。
参照:『アクティブユーザー数、2億人超!広がるInstagram(インスタグラム)動画の企業利用』
私はしばらく、アカウントだけ保有している幽霊ユーザーだったのですが、あることがきっかけでInstagramの面白さを改めて知ることになりました。
そのあることとは、ハッシュタグを使うということです。
ハッシュタグとは
ハッシュタグとは、その投稿を表すキーワードのようなもの。「ラベル」のようなものをイメージすると分かりやすいかもしれません。頭に「#」を付けて、その投稿に関連するキーワードを一緒にポストします。
例えば、沖縄の写真をポストする際に#okinawaとタグ付けしたり、クロムハーツの写真に#chromeheartsとタグ付けしたりして使います。
参照:『ハッシュタグとは – IT用語辞典 Weblio辞書』
上記記事ではTwitterのハッシュタグについて説明されていますが、これはInstagramにもそのまま当てはまります。
タグ付けを行うことで、ユーザーはそのタグをキーワードにして検索を行うことができるようになります。この、「ハッシュタグで検索する」というのが、ハマるととてもおもしろいんです。
ハッシュタグで気になるキーワードを検索
例えば、タイムラインを見ていて気に入った写真があったとします。その写真に載っているアイテムが何なのか、景色がどこのものなのか、気になりませんか?
そういった場合に、その投稿のハッシュタグをチェックすれば、その写真に関連するキーワードを確認することができます。
例えば、以下の写真は私が今日投稿したものです。#VSCOcamというのが使用したカメラアプリ、#botocollaxというのが写真に写っているハンドクリームのブランド名になります。
Instagramのウェブ版だとなぜかできないのですが、スマホアプリだとこのハッシュタグがリンクになっており、そのハッシュタグが付けられている写真をすべて見ることができます。(フォローしているアカウント以外の写真もすべて表示されます)
最近の私はこの「気になる写真→ハッシュタグのチェック→そのハッシュタグ付きの写真をチェック→googleで詳しく調べる」という流れが定着しました。フォローしているアカウントが日々UPする素敵な写真から、気になるアイテムやブランドをせっせと拾い集めています。
これの何が素晴らしいかって、「自分の知らないキーワード」を知ることができるということ。googleで何かを検索する場合、あらかじめ「検索したい言葉」を持った上で検索しますよね。「検索」という行為は、自分の語彙の範囲内でしか行えないことだから。言葉を持たずして、検索という行為は行えません。
しかし、このタイムラインから気になるハッシュタグを拾うということは、「検索したいワードを手に入れる」ということを意味します。東浩紀さんが『弱いつながり 検索ワードを探す旅』という著書で書かれていた「新しい検索ワードを探す」ということそのものですね。
私は主にファッションブランドや雑貨、インテリアなどのハッシュタグばかりチェックしていますが、このハッシュタグがきっかけで実際に購入したものもあります。以下のretaWのコスメなんかもそう。
フォトグラファーの@_tuck4さんという方が、『Instagram イケてるハッシュタグ12選』というエントリーを書かれているので、こういったものを参考にして使ってみるとおもしろいと思います。
自分では写真を投稿しないけど、見るのは好き、というInstagramユーザーもたくさんいるのではと思います。そういった方こそ、ハッシュタグを上手に使えばよりいっそうInstagramが面白くなるはずです。ぜひご活用を!