2回に分けて書いた『仕事の進め方』、『仕事の進め方 2』には、実はさらに続きがあり、今日はその3回目を書いてみたい。「改善の15ヶ条」というのが今回のタイトルだが、前述の2つと併せてお読み頂けると嬉しい。
- 出来ない理由を探さずに、どうしたら出来るかを考える
- 金を出す前に知恵を十分に出す
- 見た目におかしい(汚い、異常)のは問題があるからだ
- 現地・現物・現場で考える
- 時間のかかる完璧よりもすぐに出来る手を優先する
- 改善は無限である(「しょうがない」はない)
- 無理・無駄・ムラに改善のニーズがある
- つくり方の固定観念を捨てる
- 言い訳をしないで、まず現状を否定する
- 困らなければ知恵は出ない
- 「なぜ」を5回繰り返し、真因を追求する
- 1人の”知識”よりも、10人の”知恵”を考える
- 間違えたら(失敗したら)すぐ直す
- 作業手順は誰がやっても一緒でいちばん楽な手順である
- 継続は力なり
今回も、自分が特に意識しておきたいところをピックアップしてみる。
時間のかかる完璧よりもすぐに出来る手を優先する
「Done is better than perfect(完璧を目指すよりもまず終わらせろ)」という、Facebook社CEOであるマーク・ザッカーバーグが発したとされる言葉がある。本当に本人が発言したのかという点には諸説あるようだが、Facebook社の壁には実際に書かれているらしい。
参照:『ザッカーバーグの名言は本物・偽物どっち?』
この言葉が啓蒙するのは、最初から完璧を目指すあまりなかなか着手できなかったり、必要以上に時間をかけ過ぎたりするよりも、まずは終わらせるほうが価値があるということ。未熟であっても、完成させれば少なくとも前には進めるが、頭の中だけでぐるぐると考えているだけでは、いつまで経ってもゼロのままだ。いちどカタチにしてしまえば、どこが足りないのか、何が問題なのかも見えてくる。まずは動き出し、動き出したら何が何でも終わらせること。
問題に対処するのは、早ければ早いほうがいい。時間を掛ければ掛けるほど、手遅れになる可能性が高いからだ。
無理・無駄・ムラに改善のニーズがある
どこかで無理をしなければならないこと、無駄だと感じることがあること、事象や結果にムラがあること。それらには、常に改善の可能性が隠れている。
例えば、全員が何時間も残業してこなさなければならないような業務は明らかに異常だし、逆に、全員が手持ち無沙汰になるような業務配分もおかしい。人によってオペレーションの結果に差異が出るのは、標準化が出来ていない証拠だ。
まずはそのような「無理・無駄・ムラ」を「異常」だと認識することから改善は始まる。当たり前の話だけれど、「何かおかしい」「これは変だ」と思わなければ、何かを変えようとは思わない。こんなことが起きるのは明らかに何かが間違っているからであり、それらは正されるべきだ、という適切な問題認識が必要なのだ。
これらの3点に意識を集中させることで、改善のニーズを掴みやすくなる。
今まで紹介してきたこれらのリストは、何も仕事に対してだけでなく、例えばブログなどの創作活動にも当てはまるものが多いように思う。
読んで頂いた方の日常に役立つものがひとつでもあれば嬉しい。