AmazonのKindleストアで角川書店のセールが行われています。
リンク:『角川書店 冬の大型フェア(Kindleストア)』
対象は7,800点以上で、希望小売価格の60%OFFまで値下げされています。
こういうセールを見ると買わずにはいられない活字貧乏性なので、さっそく購入したものを紹介したいと思います。
「スピーチライター 言葉で世界を変える仕事」
先日のエントリーで紹介した蔭山洋介さんの本もセール対象になっていました。
参照:『結婚式でスピーチすることになったから、スピーチライティングについて勉強しようと思う』
今、「学校のカイダン」というスピーチライターが主人公のドラマもやっているそうですね。結婚式のスピーチに活かせる内容があればと期待して購入したので、早めに読み終えなければ。
「いつも旅のなか」
初めて買った角田光代さんの作品。彼女のことも、彼女の作品のこともほとんど何も知りませんが、タイトルと装丁に惹かれて購入。「旅」をテーマにした文章にはやっぱり惹かれてしまう。
「感動をつくれますか?」
これは隠居系男子の鳥居さん(@hirofumi21)が何度か紹介して絶賛されていたので、Amazonのほしい物リストにはずっとあったのですが、こちらもセール対象になっていたので購入。
参照:『久石譲著『感動をつくれますか?』久石譲は超一流アスリート的な考えの持ち主だった。』
アスリート的思考とルーティンへのこだわり。読むのが楽しみな一冊です。
「GO」
見つけた瞬間、思わず「懐かしい…」という感慨に浸ってしまいました。この作品を読んだのは中学生の頃で、自分が小説にハマるきっかけになったのはこの金城一紀という作家のお陰ではないかと思っています。
「GO」は、窪塚洋介と柴咲コウが共演した映画の方がポピュラーかもしれません。金城一紀の作品は他にも「フライ,ダディ,フライ」も映画化されており、両作品とも面白かったのですが、やはり原作のほうが勝ります。この人の作品はエンターテイメント性の高いものが多いので映画化しやすいのかもしれませんね。
「GO」という作品には、無知で無力でその存在自体が恥ずかしい中学生の自分の心を鷲掴みにするようなフレーズがたくさん登場しました。
キャッチコピーである「国境線なんか俺が消してやる」とか、見ただけで「かっけー!」って一人で興奮していたことを昨日のことのように思い出します。ああ恥ずかしい。
久しぶりに読んでみて、今の自分がどういう感想を持つのかということに興味があります。中学生の時とほとんど変わらなかったりして。
「42.195kmの科学 マラソン「つま先着地」vs「かかと着地」」
ランニングネタというか、マラソンネタですね。
マラソン歴代記録の上位百傑でケニア、エチオピア以外の国の選手はわずか6人しかいない(2012年7月)。話題の「つま先着地」と共に、心肺機能・血液・アキレス腱など科学的に、その強さにアプローチしていく。
僕が興味があるのは、ランニングやマラソンの身体的なテクニックやノウハウではなく、走るという行為が人に及ぼす精神的な影響や変貌だったりします。どうやったら早く走れるか、ということよりも、走ることで人はどう変わるのか?みたいなこと。
参照:『走ることについて書かれた文章と、走ることから得られるもの』
Amazonのレビューを見ると、メンタル的なことも書かれているそうなのでそちらに期待。
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以上、これら5作品すべて買っても1,288円でした。新書を一冊買うよりも安いです。セール対象品を眺めていると、普段なら興味を持たないような作品に対しても興味が湧いてくるので面白いです。
セール期間は1/23〜1/29までだそうなので、気になる作品がある方は急いでチェックを!
リンク:『角川書店 冬の大型フェア(Kindleストア)』