去年、ドイツはミュンヘンに旅行に行った際に、RIMOWAのスーツケースを購入した。そのときのことを紹介した以下のエントリは、未だにたくさんの方に読んでいただいている。
ミュンヘンで購入したSALSAというモデルは、私にとって2台目のRIMOWAで、初めて買ったのはTOPASというジュラルミンを使用しているモデルだ。RIMOWAと言えばこれ!とも言える、ブランドの代表シリーズだ。この、シルバーでメタリックな感じがとてもカッコよく、カンボジアに旅行に行く際に64Lサイズを思い切って購入した。
一人旅に、64Lは大きすぎた
嬉々としてこのTOPASを引き連れてカンボジアに旅立ったわけだけど、実際のところその容量の半分ほどしか使用しなかった。ぶっちゃけ、中身はスッカスカだった。
もちろん、意識して持ち物を減らしたということも要因のひとつだったのだけど、この64Lというサイズは、男が一人で海外に持っていくのには少し大きすぎるというか、仰々しすぎるなと感じた。
女性の方や、仕事で使われる方などには、64Lサイズでも使い勝手が良いかもしれない。だが私は、ちょうどそれくらいの頃から「モノを持たないライフスタイル」に強烈に惹かれ始めていたので、64Lは十分すぎるくらいに大きかったのだ(なぜ買ったんだろう)。
「手荷物ひとつで世界中どこにでも」と提唱する高城剛さんに興味を持ち始めたのもその頃だったと思う。
使い込まれているからこそカッコいいモノ
「Mのブツ欲日記」という、私がいつも読んでいるブログがある。運営者のMさんが、自身が購入したモノやオススメするモノを紹介されている、ファッションネタが満載のブログだ。このブログでは、靴やカバンなどの買取情報なども頻繁にアップされていて、「どういったモノが、どれくらいのモノで売れるのか」といったことを知ることができる。
そんな「Mのブツ欲日記」で、興味深い記事を見かけた。
「Shoesaholic」という靴買取ショップの記事を紹介する内容なのだけど、要は「いい感じにくたびれたRIMOWAのスーツケースが欲しい」というニーズが結構あるのだそうだ。使い込まれていない、ピカピカのRIMOWAだと「逆にカッコ悪い」という感覚は、私にもよく分かる。靴にしろカバンにしろ服にしろ、「使い込まれているからこそカッコいい」という種類のものが一定数存在する。RIMOWAのスーツケース、とりわけTOPASはまさにそんな種類のアイテムだ。
※私のTOPAZはこんな感じ
査定を依頼してみる
というわけで、この「Shoesaholic」というお店で私のTOPAZがいくらくらいで売れるのか、一度査定をお願いしてみようと思う。
先に述べたとおり、TOPASは大きすぎてもう使用していないし、ドイツで購入したSALSA(32L)があるので今後使用する機会も無さそうだ。ちょうど今、欲しいカバンがあるので、悪くない値段で買い取ってもらえるのならそちらの軍資金に回そうと思う。
メールで無料査定を行ってもらえるそうなので、さっそく今日、申し込みのメールをした。
TOPASは、モノとしては本当にカッコいいし、魅力的なプロダクトだと思う。でも、今も今後も使用する見込みの無いものをいつまでも所有していても仕方がない。スパっと手放して、次の魅力的なプロダクトを手に入れるための足掛かりとしたい。
[…] 参照:『傷だらけのRIMOWAにはどれくらい価値があるのか』、『【続】傷だらけのRIMOWAにはどれくらい価値があるのか』 […]
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