友人の結婚式が1週間後に迫った昨日、式に履いていく靴を磨いてもらおうと大阪の蔦屋書店まで足を運んだ。 今まで京都や東京、福岡では磨いてもらったことがあるのだけど、大阪では初めて。
「大阪 靴磨き」で検索するといちばん上位に表示されたのが「Burnish」というお店。もともとは本町にあったお店らしいのだが、今年の5月に梅田の蔦屋書店内にもオープンしたそうだ。そういえば、初めて蔦屋書店にいったときに見かけたのを思い出した。
http://shoeshine-burnish.com/index.html
梅田の蔦屋書店については以前にも書いたことがあるけれど、靴磨き屋に限らず、いろんな店が書店内に混在していて、ずっと居ても飽きない。
「Burnish」はその蔦屋書店内の一角に、ひっそりとお店を構えている。それほど大きくはなく、こぢんまりとしたつくりで、靴を磨いてもらうための椅子も2席しかない。でも、その代わりにこのお店ならではのおもしろいサービスがある。それは、靴を預ける際にスリッパを貸してもらえるので、そのまま書店内をぶらつくことができるのだ。靴を磨いてもらっている間に本を探したり、カフェでくつろいだりすることができる。もちろん、コースによってはその場で履いたまま磨いてもらうことも可能だ。
メニューは以下のとおり、いくつかの種類が用意されている。
- Quick(800円)
- Shine(1300円)
- Care & Shine(2300円)
- Boots Care(2100円)
- Suede Care(1600円)
- Insole & Sole Care(500円)
- 鞄(2000円)
http://shoeshine-burnish.com/menu/index.html
私は、汚れ落としだけではなく、光沢を出してもらうための磨きもお願いしたかったので、Care & Shineという2,300円のコースにした。磨いてもらっている間は、カフェでご飯を食べて書店内をうろついていた。蔦屋書店は海外の雑誌なども豊富に取り揃えてあるので、ほんとうに眺めたりパラパラ立ち読みするだけでも楽しいし、十分に時間を潰すことができる。また文房具や雑貨も販売されていて、それらを見て回るのもおもしろい。
ちょっと混んでいて、磨きが完了するまで1時間ほどかかったけれど、仕上がりは十分に満足のいくものだった。
履いている靴が見違えるほど綺麗になると、背筋が伸びる思いがするというか、その他のところも”きちんと”したくなってくる。ほんとうは自分でこれくらい綺麗に磨けるようになりたいのだけど、靴磨きってやっぱりお金を払ってプロにお願いしたい気持ちが強い。なんというか、有意義なことにお金を使っている感じがする。
ぴかぴかになった靴で目当ての本を見て回る時間というのは、この上なく贅沢で何ものにも代えがたいものだと思うのだ。
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